新たな署名運動にご協力を!

 1月の旗開きで、私たちは気候変動阻止を三里塚闘争の正面課題に据えて闘うと方針を打ち出していました。
 その後論議を重ね、7・3樫の木まつりを出発点に新たな署名運動を立ち上げました。
 内容は「地球環境の破壊と気候変動をもたらす、すべての空港拡張計画の白紙撤回を求める」というものです。
 署名呼びかけ文をご覧いただき、ぜひご協力いただきますようお願いいたします。

署名用紙はこちら

署名用紙の呼びかけ文テキストを以下に掲載します。

 国土交通省は首都圏空港機能強化と称して成田空港と羽田空港の発着回数をそれぞれ50万回にするとし、成田においては2028年度までに第3滑走路建設、B滑走路の1千㍍延伸、飛行時間の延長を計画し、羽田においては東京都心上空での低空飛行を行っています。さらに、中部空港や福岡空港の拡張計画も進められています。
 私たちは、日本のすべての空港の縮小・廃港も含めた見直し、拡張計画の白紙撤回を求めます。
 一つに、気候危機を止めなければなりません。建設のための自然破壊はもちろん、維持するためにもCO2を大量排出する空港は、他産業と比べても深刻な環境破壊をもたらしています。世界的にも「飛び恥」運動などの飛行機を使わない運動が広がり、岸田首相はCOP26の首脳会合で演説し、2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で46%削減すると言明しています。航空機の運航を少なくとも半減させる必要があります。空港の拡張などもってのほかです。
 二つに、空港は安保法制において特定公共施設に指定され、軍隊の優先的使用の対象とされています。空港の軍事利用と戦争のための空港拡張には絶対反対です。
 コロナ危機は巨大空港建設の時代が終わったことを告げ知らせています。地球環境の破壊と気候変動をもたらす、すべての空港拡張計画の白紙撤回を求めます。

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