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2011年2月 Archive

明日、団結街道裁判に結集を

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月28日 16:34

 団結街道廃道取消訴訟の第2回口頭弁論が、明日3月1日(火)11時から千葉地裁601号法廷でおこなわれます。
 市東さんの営農妨害・追い出しをねらった第3誘導路建設と、それを口実にした団結街道の廃道・閉鎖という理不尽極まりない攻撃を絶対に許すことはできません。成田市、空港会社一体となった暴挙を粉砕して闘いましょう。
 11月におこなわれた初公判では、弁護団が廃道処分の不当性・違法性を全面的に展開しました。
 これに対して成田市の代理人は、市東さんをはじめとする「原告19名全員に原告適格なし」という、とんでもない暴論を述べたのです。
 住民の生活に著しい困難を強制しておきながら、それを訴える権利がないとは何という言いぐさでしょうか。
 今回の法廷で、訴状に対する成田市、空港会社の反論が出されます。
 廃道処分の違法性を開き直る成田市と空港会社を許さず、全力で傍聴闘争を闘いましょう。
 結集よろしくお願いいたします。
 

今後の裁判闘争
3月10日(木)鈴木さんの一坪裁判  10時30分 千葉地裁
3月29日(火)第3誘導路許可処分取消訴訟 10時30分 千葉地裁
4月12日(火)行政訴訟・農地法裁判 10時30分 千葉地裁
4月18日(月)耕作権裁判      10時30分 千葉地裁
4月19日(火)団結街道廃道取消訴訟 11時    千葉地裁
5月24日(火)行政訴訟・農地法裁判 10時30分 千葉地裁

 

空港会社がついに明け渡し請求の一部取り下げ書を提出

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月23日 01:49

 ブログをご覧の皆さん。農地法裁判で、成田空港会社はついに「南台41-9」の土地について、明け渡し請求の取り下げ書を提出しました。(つづく)

行政訴訟・農地法裁判に結集を

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月20日 00:07

 2月22日千葉地裁601号法廷で、市東さんの行政訴訟と農地法裁判がおこなわれます。
 2月14日の闘いに引き続いて闘われる裁判闘争です。ぜひ結集をお願いします。

 道路切り替え強行後、空港会社の無様な姿がますますあらわになっています。なりふり構わぬ切り替えで、その後、連日のように道路の手直しに追われていました。従来道路の側溝をそのままにしてジョイント(コンクリート蓋の側溝が道路を斜めに横切る状態)した部分も、17日にようやく側溝の空間を埋める間に合わせの工事。道路を閉鎖することだけにきゅうきゅうとしていたことが、よくわかります。
 他方、空港会社は展望もないままに、誘導路本体に関わる工事を本格化させています。文字通り軒先工事との攻防に入っています。道路切り替え攻防に引き続き、市東さんの営農破壊、生活侵害を許さない陣形を作り上げましょう。

 行政訴訟・農地法裁判は、空港会社と千葉県をさらにグイグイと追いつめる裁判です。
 空港会社側は前回の農地法裁判で、南台41-9の土地について「現状では占有していない」と答弁しました。ならば「占有していないのに明け渡せとはどういうことか」「いま占有してないというなら、いつからいつまで市東さんが耕作していたというのか」という問いに答えなければなりません。空港会社は「占有」についての見解を書面で明らかにしなければならず、どんな書面が出てくるのか、大注目です。空港会社の開き直りを許さず、意気高く傍聴闘争を闘いましょう。
 行政訴訟で千葉県は、「農地法20条に基づいて認可しただけ」と卑劣な態度に終始しています。南台41-9が市東さんの占有地でないと空港会社が認めた以上、問題は成田市農業委員会での申請許可にまでさかのぼります。市東さんと反対同盟は当初から「41-9は耕作地ではない」と言い続けてきました。こうした事実の誤りを調べもせずに手続きを進め、行政処分を許可した千葉県の責任を徹底的に追及していきましょう。

●市東さん行政訴訟第13回口頭弁論
 【日時】2月22日(火)午前10時30分
 【法廷】千葉地裁601号法廷
●市東さん農地法裁判第8回口頭弁論
 【日時】2月22日(火)午前11時10分
 【法廷】千葉地裁601号法廷
 

傍聴券抽選のため午前9時30分までに集合して下さい。

ガードレール工事で騒音と振動 軒先工事に怒り

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月16日 19:01

 2月16日、市東さん宅脇でガードレールの設置工事がおこなわました。
 市東さんには何のことわりも説明もありません。重機を使い、直接支柱をアスファルトに打ち込むやり方で、市東さん宅の庭先でもズンズン振動が身体に響き、騒音で会話もままならないほどです。
 市東さん宅を危険にさらしたままのガードレール工事など、嫌がらせ以外の何ものでもありません。

道路封鎖への怒り 駅頭に響く

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月15日 22:06

p110215.jpg 支援連絡会議は本日(2月15日)夕方、成田駅頭で街宣をおこない、昨日(2月14日)天神峰で強行された、切り回し道路への切り替えを弾劾し、多くの市民に反対同盟のビラを手渡しました。
 ブログをご覧の皆さんも、ぜひビラご覧になって下さい。 (ビラはこちら:PDFファイル)
 道路の切替は単なる工事のためのルート変更ではありません。市東さんの家の周りの道路をことごく閉鎖し(ビラの図参照)、日常生活や営農を妨害し、なおかつ事故の危険にさらして、追い出そうという悪質きわまりないものです(ビラの写真参照)。
 1週間ストップしていたその他の第3誘導路建設工事も再開。追いつめられ、焦りにかられた軒先工事は許せません。空港会社の暴挙を徹底弾劾して闘いましょう。

切替強行に怒りの決起

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月14日 10:22


 

p110214_1.jpgp110214_2.jpgp110214_3.jpg

 2月14日、成田空港会社(NAA)は、早朝6時前から市東孝雄さん宅の前で「切り回し道路」への切り替えを強行してきました。反対同盟と支援連はすぐさま現場にかけつけ、怒りを込めて抗議・弾劾の闘いに立ち上がりました。

 空港会社は、「とにかく道をふさげばいい」と言わんばかりに工事を始めました。とりあえず移動式のアコーディオンフェンスで道を遮断すると、その内側に入って守りに必死。鉄板フェンスが張り終わるやいなや、そそくさとその場を立ち去りました。工事関係者どころか、ガードマン、機動隊も内側での警備で、怒りの矢面に立つことを恐れるありさまです。
 「切り替え工事が始まった!」連絡を受けて、反対同盟と支援連、そして東京から駆けつけた学生など闘う仲間がぞくぞくと現場に結集しました。反対同盟の宣伝カーを先頭に、「第3誘導路粉砕!」「切り回し道路を許さないぞ!」「今すぐ工事をやめろ。フェンスを撤去して元に戻せ!」シュプレヒコールをあげました。北原鉱治事務局長もマイクを握り、「このような国家暴力は許さない!」と語気鋭く迫りました。
 道路の切り替え時は、通勤時間帯であるにもかかわらず、周辺で見境のない検問をおこない、あたりは大混乱。切り回し道路を開通させずに既存の道路の閉鎖を強行するというメチャクチャなやり方で、一般ドライバーの怒りも爆発。切り替えについて何ら説明も掲示もなく、道路のセンターラインは途切れたままで、通行する車両は一様にとまどいを隠せないありさまでした。

 雪がちらつく凍てつくような冷え込みの中、早朝からの闘いをやり抜いた一同は、市東さん宅の庭に集まり、圧倒的な優位性と勝利感をもって闘いを総括しました。
 昨年末、空港会社が市東さんに「年明け1月に切り回し道路に切り替える」と通告してことに対し、反対同盟と支援連は、「道路切り替えは許さない!」と12月19日、1月9日、2月4日と連続して現地闘争を闘いぬき、連日監視行動をやり抜いてきました。
 時には日曜返上で工事を進めていたのに、ずさんな工事の失敗もあって、1月切替は完全破産。
 2月4日のデモのさなかは、作業員もガードマンも人っ子一人いない状況で、工事は完全にストップ。デモ隊の解散を確認してからコソコソと工事を始める醜悪な姿をさらけ出しました。
 さらに2月5日に切り回し道路が完成しているにもかかわらず、1週間以上切り替えに着手することができないぶざまな姿。
 いま世界で、チュニジア、エジプトとあちこちで人民の怒りが爆発する中、三里塚の実力闘争が沖縄をはじめ、全国の反戦闘争の火花となることを国家権力は心底恐れている、追いつめられているのは空港会社だ……闘いの中で日に日に確信を深める中、今日を闘いぬいたのです。
 北原事務局長は「国家暴力を絶対に許してはだめだ。45年このような闘いをやり抜いてきたから、どのような攻撃にも驚きはしない。闘うか闘わないかだ。でっかい希望をもって闘おう」変わらぬ闘争意思を表明。
 萩原進事務局次長は、「敵がいかに三里塚闘争の爆発、闘いの広がりを恐れているか、明らかになった。1月中に切り替えると言っていたものが、2月半ばまでできなかった。われわれは互角以上の闘いをやって勝利の確信を得ている。大恐慌、大激動のただ中で、縦横無尽に闘おう」と自信に満ちて第3誘導路粉砕へのさらなる決起を呼びかけました。

農地強奪の誘導路工事、裁判結審策動に怒りの同時デモ

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月 4日 12:42

―怒りのデモで切替工事ストップ、「1月切替」は完全破産(現地闘争) 
―井上裁判長による弁論終結強行弾劾(現闘本部裁判) 
―法廷内騒然!裁判官忌避を叩きつける(現闘本部裁判)

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p110204_4.jpgp110205_2.jpg

 2月4日、反対同盟は「第3誘導路粉砕・道路切替阻止」の現地緊急闘争と天神峰現闘本部裁判控訴審闘争を、三里塚と東京で同時に闘いました。
 現地緊急闘争には反対同盟や支援連、それに学生など急きょ駆けつけた60人が午前9時30分からデモ行進をおこない、本格化した第3誘導路建設と、ますます市東さんの生活を破壊する道路切替を許さないという怒りを示しました。
 昨年末、空港会社は市東さんに対して「年明け1月に切り回し道路に切り替える」と通告して来ました。しかしずさんな工事の失敗もあって、1月切替は完全破産。この日もデモのさなかは、作業員もガードマンも人っ子一人いない状況で、工事は完全にストップ。デモ隊の解散を確認してからコソコソと工事を始める醜悪な姿をさらけ出しました。反対同盟とデモ隊は圧倒的な優位性と勝利感をもってデモを貫徹。さらに切り回し道路の工事現場で闘いの決意を示すシュプレヒコールをあげました。

 他方、東京・霞ヶ関では、120名が日比谷公園・霞門に集まり、東京高裁に向けてデモ行進。「井上繁規裁判長の結審策動を許さない」と声をあげました。
 法廷では北原鉱治事務局長と弁護団が1時間におよぶ意見陳述をおこない、あらためて証人尋問と実地検証の必要性を明らかにしました。
 これに対する井上裁判長の進行は、1審千葉地裁・仲戸川隆人裁判長以上に裁判とは言えないものでした。弁護団の陳述に対して何ら内容に立ち入ることなく、「本法廷は証人の申立について却下、これにて審議は終結」と言いだしたのです。すぐさま弁護団から「裁判官忌避!」の声。その声を「聞いてない」と言わんがためか、井上裁判長は次回期日も指定しなければ、閉廷も宣告しないままで逃げ去ってしまったのです。あまりのデタラメぶりに法廷内は怒りの声であふれかえりました。
 裁判ののちに開かれた総括集会では、弁護団から経過報告と、きわめて不当な訴訟指揮に対する弾劾がなされました。北原事務局長は「内容で勝利していても判決は不当にひっくり返す。こんな裁判を三里塚はずっと経験してきた。この不当を許さず断固闘おう」とあいさつ。現地闘争で工事を全面ストップさせたことが報告されると拍手と歓声が沸き起こり、東京・三里塚一体で闘いぬいたことが確認されました。

 現地闘争での市東孝雄さんと萩原進事務局次長のあいさつを紹介します。

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現闘本部裁判に結集を

  • Posted by: doumei
  • 2011年2月 2日 21:05

p110202.jpg きたる2月4日午前11時から天神峰現闘本部裁判第3回控訴審が開かれます。
 これに先立ち、9時45分から日比谷公園霞門よりデモ行進をおこないます。皆さん、ぜひ結集してください。「東京高裁・井上繁規裁判長は審理を打ち切ることなく、最重要証人の尋問を認めよ」という力強い声を霞ヶ関に響かせましょう。

 1審千葉地裁でおこなわれた裁判は、およそ裁判とはいえないものです。
 「への字」誘導路をまっすぐにするために、現闘本部の建物を撤去させようとするこの裁判の最大の争点は地上権です。反対同盟は、旧地主の故・石橋政次氏(当時反対同盟副委員長)との間で地上権を設定し、建物を建設しました。石橋氏は後に条件交渉に応じて所有地を売り渡しますが、本部建物の土地は分筆して反対同盟に残し、「どのように使用しようと構わない」という念書も残したのです。
 ところが裁判で窮地に立つ原告・空港会社は、底地を売った長男の妻と虚偽の陳述書を作り、性犯罪でもないのに異例のビデオ・リンクで証人調べをする暴挙で、事実を180度ねじ曲げました。当然の抗議に対して千葉地裁は反対尋問を認めないまま結審。建物の撤去を認める不当判決を下ろしました。

 1審はまったく審理を尽くしていません。反対尋問を認めない法廷は裁判とはいえません。控訴審では偽証を覆すための新たな証人も申請しました。東京高裁第15民事部の井上繁規裁判長は、その著書の中で「1審の審理や尋問が不十分な場合には、再度の取り調べが必要」と書いています。ならば、最重要証人の反対尋問を認めるべきです。

 空港会社は「仮執行宣言」つきの建物撤去判決を求め、強制撤去を策動しています。高裁においては、裁判が4回目に突入することはほんのわずかというほど、拙速化が進んでいます。今回は、「事実調べなき審理打ち切りは絶対に許さない!」という重要な裁判です。同日、第3誘導路建設工事の本格化を弾劾し道路切り替え阻止を闘う緊急現地闘争を闘います。空港会社の策動を粉砕すべく、万難を排して裁判への結集をぜひお願いいたします。

(写真は1月21日東京高裁前での街宣) 

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