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2010年12月 Archive
新年デモ・団結旗開きにお集まり下さい
- 2010年12月30日 10:02
反対同盟は1月9日、下記の通り新年デモと団結旗開きをおこないます。
2011年新年早々より三里塚は決戦に入ります。
成田空港会社は、市東さん宅前の道路(取香2号線)をトンネル化するために道を封鎖し、代替の切り回し道路へ切り替えようとしています。市東さんが畑に通う通行をよりいっそう妨害する追い出し攻撃です。
「成田を軍事基地にするな」を掲げた反戦の砦としての闘いも真価を発揮するときです。
昨年の激闘を通して前進した実力闘争44年の闘いで、2011年の闘いに突き進んでいきたいと思います。
ぜひ、お集まり下さい。
●新年デモ
1月9日 午前10時
市東さん宅南側開拓組合道路集合
※例年おこなっている東峰十字路北側の開拓組合道路ではありませんのでお間違いのないように!
●団結旗開き
1月9日 午後1時
レストラン「ハナマサ」
成田市並木町大久保台219-304
危険で遠回りな迂回路強要許すな!
- 2010年12月16日 23:17
12月15日夕方、支援連絡会議は京成成田駅頭でビラまき街宣をおこないました。道行く市民に切り回し道路切り替えの問題を明らかにし、12月19日の緊急現地闘争への結集を呼びかけました。
前2週で、朝鮮半島有事の際に米軍50万が成田を軍事使用する作戦計画5027の問題を取り上げた反戦の訴えをおこない、反対同盟ビラへの関心は高まっていました。それに加えたこの日の訴えに、人々は「再び何か問題が起きているのか?」「がんばって下さいね」とビラを受け取ってくれました。
昼間から冷え込んだこの日は、ちょっと駅頭に立っただけでも寒風に手がかじかんできました。家路を急ぐ人々もみなポケットに手を入れたままでしたが、普段と変わることなくビラが受け取られ、中には荷物で両手がふさがったまま寄ってきてビラを受け取っていく人もいて、関心の高さと反対同盟の闘いへの共感を実感するすることができました。
ビラは こちら
12・19緊急現地闘争へ結集を!
- 2010年12月14日 23:40
第3誘導路工事粉砕、切り回し道路への切り替え阻止
12・19緊急現地闘争
【日時】12月19日(日)午後1時30分~
【場所】市東さん宅南側の開拓道路集合
≪主催≫三里塚闘争支援連絡会議
三里塚芝山連合空港反対同盟
全国の闘う仲間の皆さん、ブログをご覧の皆さん。きたる12月19日、三里塚闘争支援連絡会議と反対同盟の主催で、「第3誘導路工事粉砕、切り回し道路への切り替え阻止」を掲げた、緊急現地闘争に取り組みたいと思います。ぜひ、お集まり下さい。
全国の皆さんのご支援のもと、反対同盟は今年1年の現地攻防における実力闘争、そして裁判闘争で政府・成田空港会社の攻撃をはね返し、その思惑を打ち砕く前進を積み重ねてきました。羽田の国際化に示されるように、成田空港建設は、ぶざまな姿をさらして破たんしています。44年の闘いは、大きく勝利の大道を歩んでいます。
あせりにかられた成田空港会社は、第3誘導路工事を連日強行し、市東孝雄さんへの追い出し攻撃を強めています。特に市東さん宅前の道路(取香=とっこう=2号線)をトンネル化するために道を封鎖し、代替の切り回し道路へ切り替える動きを強めています。この切り替えは、市東さんが畑に通う通行をよりいっそう妨害するものです。
三里塚闘争支援連絡会議と反対同盟は、この工事攻撃に反撃するため、緊急現地闘争に取り組むことを決めました。年末の忙しい時ではありますが、結集をよろしくお願いします。
①の写真はA地点から撮影したもの。市東さん宅前を通る県道取香地内2号線について、第3誘導路建設のために写真に見える部分をトンネル化しようとしている。そのための切り回し道路(代替道路)を造ろうとしているのが銀色シートで覆われたところ。
②の写真は銀色シートの内側、工事の様子
③の写真は反対側B地点から撮影したもの
成田を軍事基地にするな!
- 2010年12月 8日 22:52
11月23日に起きた韓国と北朝鮮の軍事衝突で、戦争の危機が迫っています。
これは、成田空港の軍事使用に直結する問題です。
支援連絡会議は、12月1日、12月8日と京成成田駅頭で「戦争反対」をかかげた反対同盟のビラをまき、街宣をおこないました。
米軍の作戦計画5027のなかで、成田空港は朝鮮半島有事の際、50万人の米兵が使用する戦略的な空輸基地として位置づけられています。1994年の朝鮮半島における戦争情勢の中で明らかになったこの計画をあらためて暴露し、「成田を軍事基地にするな」と訴えました。
話を聞いた高校生から「こんな計画があったんですか」「友達にも教えたいのでビラをまとめて下さい」といった声があがりました。
今こそ「戦争反対!成田空港の軍事使用許すな!」の声をあげましょう。
窮地に立つ空港会社 「41-9」は「占有地でない」と言明
- 2010年12月 1日 23:53
11月26日、千葉地裁601号法廷で行政訴訟と農地法裁判が行われました。
前回9月10日の裁判長交代にともなう更新意見陳述を引き継いで、今回から論戦の再開です。
前回の裁判で多見谷寿郎裁判長は、「南台41-9」問題(南台41-9という土地が市東さんの契約地なのかどうかということ)は重要だという認識を示しました。
空港会社は南台41-9の土地を「市東さんの賃借地だから明け渡せ」と言い、市東さんは「祖父の代から一度も耕したことがない」という土地です。南台41-9が市東さんの契約地でなければ、そもそも「明け渡せ」という賃借地の位置特定が間違っているという、重大な問題をはらんでいます。
多見谷裁判長は過去の航空写真についても「耕作していたという状況はうかがえませんね」と述べ、今回の裁判で41-9問題は避けられないものになっていました。