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2010年9月 Archive
第3誘導路工事による営農破壊許すな!
- 2010年9月28日 16:45
―デタラメな工事で畑が冠水の被害
第3誘導路建設工事による新たな営農被害が発生しました。
上の写真を見て下さい。この畑は、萩原進事務局次長宅で耕作している畑(通称「横川の畑」)です。今年の6月27日に全国結集大闘争をおこなった畑です。本日(9月28日)撮影したものですが、昨日から降り続いた雨が畑にたまって、冠水した状態になっています。
2枚目の写真に見える鉄板フェンスは、誘導路建設の工事に伴い、畑の際に、新たにコンクリートの基礎をうって建てられたものです。これまでは簡易的なしきりで、問題が起きたことはありませんでしたが、コンクリートで畑の際をふさいだために、雨水がたまってしまう構造になったのです。
畑にあるのは育ち始めた人参。まだまだ小さいので、冠水被害を受ければ、畑で腐ってしまいます。もはや蒔き直しができるものではなく、被害は甚大です。
羽田空港を国際拠点空港化する政策転換で追いつめられ、焦りにかられた成田空港会社のデタラメな工事を許すわけにはいきません。私たちは、怒りも新たに闘います。
宣伝ビラをご利用下さい
- 2010年9月24日 21:20
10・10全国総決起集会まで、あと2週間あまりとなりました。
ひとりでも多くの方にご参加いただきたく、集会宣伝用のビラを作成しました。
ぜひダウンロード・印刷の上、ご活用下さい。
農地強奪阻止へ向けた私たちの決意、戦争に反対し沖縄と連帯する三里塚の闘いを広めて下さい。
10・10全国集会にこぞってご参加下さることを、心よりお願い申し上げます。
ビラは こちらです。
闘いはひとつ ともに10・10全国集会へ
- 2010年9月19日 23:21
―手話講座実行委員会が菱田で全国総決起集会を開催
9月19日、芝山町菱田の「菱田の郷(菱田砦)」前で、市東さんの農地強奪実力阻止! 空港粉砕! 「障害者」解放! を掲げ、手話講座実行委員会主催、反対同盟協賛による全国総決起集会が開催されました。
集会は、鈴木幸司さんの闘いをひきつぎ、第3誘導路建設阻止し、市東さんの農地強奪を実力阻止しよう、10・10全国集会に総力決起しようという基調のもと、国際連帯の旗をかかげ、差別の元凶=天皇制と対決して改憲を阻止し、菅連合政府を打倒しよう、三里塚・組対法決戦に勝利し、プロレタリア解放-全人民解放-「障害者」解放の未来へ進撃しようという提起がなされました。
反対同盟からは北原鉱治事務局長、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さん、鈴木いとさん、太郎良陽一さんが参加。それぞれ熱い連帯と、10・10集会の大結集へ向けたアピールをおこないました。また関西の集会に出かけて参加できなかった萩原進事務局次長、それに野平聰一さんからのメッセージが読み上げられました。
集会後、参加者は場所を市東さん宅前の開拓組合道路に移して、天神峰現闘本部脇の市東さんの畑までデモ行進。市道封鎖と第3誘導路建設への怒りのシュプレヒコールをあげました。
安全無視の「へ」の字誘導路緩和工事に怒りの声を!
- 2010年9月15日 22:30
9月6日の成田市議会空港対策特別委員会で、NAA(成田空港会社)のとんでもない計画が露見しました。
NAAは、一坪共有地を強奪したことで「へ」の字誘導路緩和工事をこの11月にも完成させ、来年3月にも供用を開始すると言っています。「へ」の字誘導路の緩和とは、暫定滑走路と「へ」の字誘導路の曲折部との最短距離107メートルを120メートルに広げて曲がり具合を緩やかにするというもの。たかだか13メートル広げるだけの工事です。「へ」の字の欠陥はまったく解消されるものではありません。
ところがNAAは、これをもって、これまでの信号機による制御をやめ、ノンストップで誘導路を走行させるというのです。あからさまな国際航空条約違反、安全基準の無視抹殺です。(国際標準の安全基準は182.5メートル)
反対同盟は9月8日、9月15日の支援連による駅頭街宣を通して、この事実を暴露弾劾、広く市民に訴えました。
駅頭で配布したビラは こちらです。ぜひご覧下さい。
9月16日、鈴木さんの一坪裁判に集まろう
- 2010年9月11日 22:33
9月16日、千葉地裁601号法廷で鈴木さんの一坪裁判がおこなわれます。
世界的な大不況で航空貨物の量はがた減り。しかも羽田が国際化されていく中で、千葉県新産業三角構想の航空貨物基地構想など幻と消える状況にあります。成り立たない工事のために、一坪共有地を強奪することなど、許せません。
それにもかかわらず千葉県は、地上げ屋のように土地を奪い取って、NAAに売り渡そうというのです。
貨物基地構想はどうなっているのか、千葉県とNAAは売り渡しに関してどのようなやりとりをしているのか、弁護団の追及に対して、千葉県はろくな回答をしていません。
千葉県の不誠実な態度は、市東さんの農地裁判においても同じです。徹底的に追及し、仲戸川隆人裁判長の片寄った訴訟指揮を許さず、傍聴闘争を闘いましょう。
多くの結集をよろしくお願いいたします。
■鈴木さんの一坪共有地裁判
〔日時〕9月16日(木) 午前10時30分から
〔場所〕千葉地方裁判所601号法廷
市東さんと弁護団が堂々の更新意見陳述
- 2010年9月10日 23:16
NAAの農地取り上げを全面批判
―行政訴訟・農地法裁判(9月10日)
(写真は裁判終了後の報告会)
9月10日、市東さんの農地裁判のうち、行政訴訟と農地法裁判が千葉地裁601号法廷でおこなわれました。
この日の裁判では、裁判長が多見谷寿郎(としお)裁判長に交代することに伴う、更新意見陳述がおこなわれました。
まず、市東孝雄さんが市道廃止と不当逮捕への怒りを込めながら、空港建設そのものの問題性から直近の第3誘導路建設のデタラメさまで、積もり積もった思いをはき出すように、空港会社を批判して、千葉県を追及する陳述をおこないました。 これに続いて、弁護団全員がそれぞれテーマを分担して、NAAによる農地取り上げを手続きの問題から違憲性にいたるまで全面的かつ詳細に陳述。新しい裁判長のもとで、NAAを徹底的に追いつめました。
核心的な問題は、市東さんが一度も耕したことのない「41-9」番地を市東さんの賃借地だとしたこと。この説明がつかなければ、NAA側の主張は全て合理性が失われることになるからです。
これまでNAA側は一貫してこの問題をすり抜けようとしてきましたが、このかんの市東さんと弁護団の追及によって、代わったばかりの多見谷裁判長が「空港会社に41-9の契約占有関係が認められるのかどうか、それが認められないと却下になる」と言及せざるを得ないところに持ちこんだのです。
逃げ場を失ったNAAと、責任逃れに終始する千葉県を許さない傍聴闘争を続けていきましょう。
裁判の日程は、次回が11月26日(金)、次々回が翌年の2月22日(火)というところまで決まりました。
市東さんの意見陳述を紹介します。
10・10全国総決起集会へ招請状発す
- 2010年9月 4日 22:58
反対同盟は来る10月10日、成田市東峰において全国総決起集会を開催します。
第3誘導路建設の軒先工事との攻防まっただ中という決戦状況のもと、現闘本部裁判控訴審闘争に勝利し、市東さんの農地を守りぬくため陣形をうち固める総決起集会です。
いまや、世界的な大不況の中で、大増税や首切り、賃下げ、非正規化、そして社会保障の切り捨てに対する怒りの声が渦巻いています。菅内閣による改憲と戦争への道への踏み込みが強まっています。
今こそ、国策を打ち破ってきた三里塚44年の真価をかけて、反対同盟は全国の労働者、農民、闘う仲間のみなさんとともに敢然と闘う決意です。
全国の職場や地域、学園の怒りや闘いを10・10に総結集し、歴史を切りひらく集会にしようではありませんか。
皆さん、ともに闘いましょう。
以下に招請状の全文を掲載します。<PDF版(B4サイズ)は こちら>
「10・10全国集会へ!」成田駅頭で訴え
- 2010年9月 1日 22:18
盆明け以降支援連は、毎週京成成田駅頭で反対同盟のビラをまき、営農妨害、生活破壊の第3誘導路建設を弾劾し、数々の暴挙を明らかにして支持を訴えています。10・10全国総決起集会の大結集に向け、地元・成田からの参加を勝ち取るべく、呼びかけをおこなっています。
先週は少人数で多くのビラをまくことができませんでしたが、クルマの中から手を伸ばしてビラを求める人、あるいはビラを見てさらに詳しい話を求めてくる人など、宣伝の手応えを感じました。
本日は、10人ほどが駅前に散らばり、行き交う人の流れにしっかりと対応してビラまき。600枚ほどのビラが次々と人々の手に吸い込まれていきました。
今回は、日本航空が昨日、「更正計画案」で示した1万6000人の労働者の首切りを、「農家切り捨てと全く同じ」と弾劾。「連帯して闘おう」と10・10全国総決起集会への結集を訴えました。
ビラは こちら