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2010年2月 Archive
「我々は明日、成田市議会で闘いを挑む」
- 2010年2月26日 01:04
―報告集会で萩原進事務局次長が闘いの総括と行動提起
早朝よりご苦労様です。また遠くからお出でいただき、ともに闘いぬいて下さり、大変ありがとうございます。実に不当な判決であり、激しい怒りを覚えるわけであります。だけども、本当に闘いぬたという満足感は持っております。この怒りとそして闘いぬいた力を高裁において解き放ち、さらに大きく闘いぬきたいと思います。
現闘本部は反対同盟が造った最初の建物であります。20年前に超法規的な成田治安法の名の下に囲い込みがなされ、使用が制限される状況がずっと続いてきたわけです。そして突如としてその現闘本部を明け渡せと言う形で、空港会社が我々に迫ってきたわけです。国の封鎖処置という形で、彼ら自身が自ら首を絞めてた、そういう建物であった。だったらこの裁判を、我々が逆手にとって、現闘本部は我々のものだ、我々が建てた建物だ、我々に権利があるんだとはっきりさせて、裁判の中で我々のものに奪還すると。そういう気持ちを込めて、闘いぬいてまいりました。
一審の仲戸川は、我々の主張を抹殺するがごとき主張で、自らの判決を組み立ててきた。それが今日の判決だと思います。しかしやはりこれは、決して世間に通るわけじゃないし、これからの我々の闘いの中で通る話ではありません。
三里塚の裁判は、裁判所でひとつの方向性が出て決まるわけじゃない。現地における闘いもあります。そして多くの民衆の闘いの中でやっぱり決定するんだと。あの仲戸川の訴訟指揮に対して、何度にもわたる忌避を突きつけて、彼を窮地にたたき込んできた。今日のような地裁を包囲する闘い、また早朝ビラまき、宣伝活動、こういう闘いを展開することで、今日の判決ということになったと思います。
会社側が求め、「判決の中に盛り込め」と主張した「仮執行宣言」を、仲戸川は逆に我々に申し開きをするかのように、出すことできなかった、そういうところまで追い詰めたんです。だからといって仲戸川を絶対に許せない。この怒りを高裁にぶつけて闘いぬいていきたい。
地上権を認めない反動判決徹底弾劾
- 2010年2月25日 20:39
強制撤去を人民の力で実力粉砕!
2月25日反対同盟は、全国から駆けつけた385名の仲間とともに、天神峰現闘本部裁判不当判決粉砕の闘いに立ち上がりました。
午前9時から千葉市中央公園で決起集会を開き、裁判所に向けてデモ行進。そのまま裁判所に向かい、傍聴闘争に決起。整理券を求める列は裁判所の門を出て、さらに長蛇の列となりました。
駆けつけた人々の「反動判決は許さない」という怒りが裁判所の内外にあふれる中、10時15分、弁護団が民事第5部の仲戸川裁判長に対して、5度目となる裁判官忌避を叩きつけました。2月18日、仲戸川裁判長が弁論再開の申立を却下するという不当極まりない指揮をしたことに対するものです。
忌避の申立は民事3部に係属されました。ところが裁判官同士の談合によって、またしても仲戸川裁判長がこれを奪い取り、自らに突きつけられた裁判官忌避を、自分で却下するという暴挙を繰り返したのです。
連日の作業弾劾!今すぐ工事をやめよ
- 2010年2月23日 22:15
昨日と同様、ダンプカー5台が何度も往復して、現闘本部脇に砂利を運び入れました。また、鋼材も運び込まれました。ゲートに立つ日警の警備員に「何の作業か」と問いただしても、「何も知らない」と口を閉ざします。
工事に関わる労働者に訴えます。私たちは現闘本部破壊につながる全ての工事を絶対に許しません。現闘本部が破壊されることは、皆さんには関係のないことでしょうか。労働者同士が分断され、労働者と農民が対立させられることで、私たちの多くの権利が奪われてきました。大不況の中で、それはますます顕著になっています。労働者を使い捨て、農民を虫けらのように扱う政府や資本に対して、怒りをひとつにしようではありませんか。私たちとともに闘いましょう。勇気を持って今すぐ工事をやめよう!
現闘本部周辺で重機が作業――あせりにかられる空港会社
- 2010年2月22日 21:56
2月22日午前8時半頃、現闘本部脇のゲートからユンボを積んだトレーラーが入っていくのを市東さんが発見しました。反対同盟宣伝カーで監視をしていると、ユンボ3台、ブルトーザー1台などで、現闘本部周辺の整地作業を行っていました。宣伝カーで「反対同盟は、現闘本部破壊を許さない。市東さんの農地強奪につながるすべての工事を許さない。今すぐ工事を中止せよ」「団結街道を蹂躙し現闘本部破壊のための工事を警備する機動隊は、直ちにこの場から退去せよ」と弾劾しました。砂利を満載した地元建設会社のダンプ(確認できただけでも5台)がゲートに入れず数珠繋ぎに。結局ゲート内で待機していた機動隊がぞろぞろ出てきてダンプを中に入れました。
2・25判決を前にしたこれらの動きは、現闘本部破壊を実力で阻止するぞという反対同盟と全国の仲間たちの戦意に追いつめられた、政府権力と空港会社の焦りのあらわれです。2・25怒りの千葉地裁包囲大闘争・反動判決実力粉砕へ!
反対同盟は力づくの現闘本部撤去と実力で闘います。みなさん、ご支援下さい!
決戦に向け檄を発す
- 2010年2月18日 23:19
こんな回答許せない!
- 2010年2月18日 14:45
2月10日におこなった小泉成田市長弾劾・追及行動で突きつけた反対同盟の要求に対して、2月17日付で回答書が送られてきました。
左の写真がそれです。(クリックで拡大)
許せない! 怒りなしに読むことはできません。
「はじめに空港ありき」の姿勢をあらわにしています。1967年の工事実施計画認可申請を持ち出して「そもそも廃道になる道路なんだ」と強弁し、現にこの地で親子3代90年営農している市東さんの生活をなにひとつ考えていないのです。文字通り移転の強要であり、行政にあるまじき姿です。
第3の誘導路についても100%空港会社の立場に立っています。市東さんの家と作業場を空港内に囲い込むとんでもない暴挙だということを、何ら省みていません。
こんな回答は認められない!
さらに小泉成田市長に対する弾劾・追及に立ち上がりましょう。
千葉県の逃走は許さない
- 2010年2月17日 23:03
2月16日、千葉地裁601号法廷で、市東さんの行政訴訟と農地法裁判を闘いました。
今回の法廷では、不在地主だったNAAには農地の所有者としての資格がないことについて、千葉県側のデタラメさを徹底的に追及しました。千葉県はこの問題について「争う」と言いながら、NAAが不在地主であったことを認めるか否かをあいまいにしているのです。
さらに、15年間も市東さんをだまして旧地主に地代を取らせていたNAAに、賃貸借の解約を許可されるような資格があるのかと千葉県の責任を追及しました。
弁護団の追及に対して千葉県側は、何とか逃げようとかみ合わない弁論をしているので、ここ3回の法廷は、ずっと不在地主の問題が争点になっています。ところがこの状態を堀越明裁判長は「膠着状態」と言い、打開のために「一度進行協議をやりたい」と言い出しました。
ここで法廷内の怒りが爆発。千葉県側の態度を不問に付すような片寄った訴訟指揮は許さないと、怒号が飛び交いました。
続く農地法裁判でも不在地主の問題を中心に空港会社と千葉県を徹底追及して闘いました。数々の矛盾点を捉えて放さず、さらに追いつめていきましょう。
次回の裁判は5月25日。10時30分から行政訴訟、11時10分から農地法裁判です。
(※写真は裁判終了後の記者会見)
(続きにビデオ掲載)
ツイッターによる最新記事(モバイルの場合)
- 2010年2月17日 22:42
通常のブログ記事とあわせて、ツイッターによる最新記事を載せていますが、モバイルでは表示されません。モバイルでツイッターによる記事をご覧になる場合は、こちらからどうぞ。
行政訴訟・農地法裁判に結集を
- 2010年2月14日 23:51
2月16日、千葉地裁601号法廷で、市東さんの行政訴訟と農地法裁判が闘われます。2月25日の現闘本部裁判闘争と一体の闘いとして、ぜひ傍聴に集まって下さい。
今回の弁論では、引き続き「不在地主」問題(農地法6条)について、千葉県とNAAを追及します。
行政訴訟で千葉県は、「農地法20条に基づいて空港への転用が相当であるかどうかを調べただけ。(不在地主問題は)解約許可申請の審理には関係ない」と逃げ切りに躍起です。
農地法裁判でNAAは「一時的に6条違反はおこりうる」としどろもどろの弁明。
市東さんや弁護団とともに、さらに徹底追及するべく傍聴闘争を闘いましょう。
■行政訴訟 第10回口頭弁論
〔日時〕2月16日(火) 午前10時30分から
〔場所〕千葉地方裁判所601号法廷
■農地法裁判 第5回口頭弁論
〔日時〕2月16日(火) 午前11時10分から
〔場所〕千葉地方裁判所601号法廷
※傍聴券の抽選がありますので、上記の1時間前に集合してください。
反対同盟は微動だにしない
- 2010年2月13日 22:42
これ見よがしの機動隊に怒りの声を②
- 2010年2月11日 22:56
団結街道の廃道計画を即刻中止せよ!
- 2010年2月10日 15:35
―小泉市長弾劾・追及行動に立つ
2月10日、反対同盟は成田市役所に赴き、「団結街道」廃道問題で、小泉成田市長に対する弾劾・追及行動をおこないました。
成田市側は、「小泉市長は不在」だとして、片山敏宏副市長以下8人の幹部が応対。北原鉱治事務局長が弾劾・追及行動の趣旨を述べ、市東孝雄さんが 「団結街道の廃道化を徹底弾劾し、計画中止を要求する」という文書を読み上げました。
萩原進事務局次長が「なぜ今、市道の廃止なのか」と口火を切って追及の開始です。
「不当判決粉砕!」掲げ千葉地裁前街宣
- 2010年2月10日 15:34
反対同盟の成田市長弾劾・追及行動に先立ち、 支援連絡会議は2月10日朝、千葉地裁前で街宣活動をおこないました。
2月25日の天神峰現闘本部裁判に向けて、「不当判決粉砕」を掲げたビラをまき、道行く裁判所職員や千葉県庁職員、千葉市民に「仲戸川裁判長による建物破壊・証拠隠滅は許さない」と訴えました。
昨年は必ずビラまきの前を通って出勤し、ビラを受け取ったこともある仲戸川裁判長ですが、今年に入ってからは、決してビラまきの前に姿を見せません。「仲戸川裁判長は弁論を再開せよ」宣伝カーからのアピールにも力が入りました。
仲戸川裁判長による不当判決を粉砕するために、2月25日、千葉に集まりましょう。
この日まいたビラはこちら
これ見よがしの機動隊に怒りの声を
- 2010年2月 5日 22:07
今週に入ってから 、天神峰現闘本部周辺で、機動隊がこれ見よがしに振る舞っています。現闘本部脇に設けられた鉄板フェンスのゲート前には、常時機動隊が立っています。フェンスの内側には監視台が設けられ、市東さんの畑を見張るような形で、機動隊が立っています。新たに監視カメラも設けられました。
日々ここで生活し営農する市東さんを威圧するような、傍若無人の機動隊は絶対に許せません。
このような機動隊の振る舞いは、何とかして天神峰現闘本部を破壊したいという、政府権力と空港会社の焦りのあらわれです。現闘本部裁判における仲戸川裁判長の不当な訴訟指揮と一体のものです。
2・25千葉地裁包囲大闘争は、現闘本部をめぐる決戦です。闘う仲間の皆さん、万難を排して、2・25闘争に結集されることを訴えます。
(写真は機動隊に抗議する市東さん)
※今後、天神峰現闘本部周辺の動きについて、新たにページを設け伝えていきます。
小泉市長弾劾!市道廃止策動を許さない
- 2010年2月 5日 11:05
こんなものが許せるか!!
- 2010年2月 3日 22:39