Home > Archives > 2009年11月 Archive
2009年11月 Archive
「市東さんの会」の講演集会に参加
- 2009年11月23日 23:52
11月22日千葉市文化センターで「市東さんの農地取り上げに反対する会」が主催する講演&ディスカッションがおこなわれ、私たちも北原事務局長をはじめ、みんなで参加しました。
日本消費者連盟事務局長の山浦康明さんの講演や、千葉県議会議員の吉川洋さんの報告など、農政や農地法改悪の問題点について提起を受け、その視点から市東さんの農地取り上げの問題に切り込む討論がおこなわれ、内容深いものだったと思います。長年消費者運動を担ってきた山浦さんの「消費者運動も雇用・労働問題や農業問題と一体のものとして考えていくことが避けられなくなった」という言葉が印象的でした。
市東さんの農地取り上げ問題がメインテーマですから、もちろん市東孝雄さんがあいさつして決意を語りました。また「前原国交省発言と地元農家の生活被害」と題して、萩原事務局次長が発言しました。ふだん私たちの開く集会に集まってくれる仲間とはまた違った顔ぶれで会場はほぼ満杯。来春の決戦に向けて、大変心強く感じました。
(写真は市東孝雄さんがあいさつしているところ)
萩原事務局次長が韓国で労働者・農民と交流
- 2009年11月17日 23:10
さる11月7日から9日まで、萩原進事務局次長が動労千葉代表団とともに韓国を訪れ、民主労総の全国労働者大会に参加し、交流・連帯を深めました。
8日に開かれた5万人の大集会では、中央農協労働組合の労働者や農民の代表と会見し、反対同盟の闘いを紹介するリーフレットを手渡して意見交換しました。
9日には民主労総ソウル地域本部の理念交流会に参加してあいさつ。「今この時間に市東さん裁判が闘われている。市東さんへの農地法による土地取り上げは、形を変えた代執行だ」「三里塚は動労千葉や全国の人民の闘いがあったからこそ闘ってこられた。三里塚労農連帯の中に勝利の展望を見いだしている。それを日韓だけでなく、全世界に広げよう。全世界の労働者・農民・人民とともに闘う」と語りました。
北原事務局長が堂々の意見陳述
- 2009年11月16日 22:04
―11・12天神峰現闘本部裁判
続いて弁護団は、結審まぎわのこの時期に、原告・成田空港会社が「訴状訂正」申し立てたことについて、仲戸川裁判長の訴訟指揮を徹底的に追及しました。空港会社が言っている内容は、「明け渡せ」という対象を8.8坪も広げるものですから、「訂正」ですまされるものではありません。「拡張変更」であり、当然にも審理を続行して、私たちに防御の機会が与えられなければなりません。しかし仲戸川裁判長は「私もなぜ今になって訴状を訂正するのか聞いてみたい」と空々しいことを言っておきながら、「拡張変更ではないのか」「審理を続けるべきだ」と迫る弁護団に対して、「意見として聞いておきます」と逃げ回り続けたのです。
法廷がさらなる怒りに包まれる中で、最終弁論の冒頭に北原鉱治事務局長が代表して意見陳述をおこないました。北原事務局長は、仲戸川裁判長を諭(さと)すように落ち着いた調子で語りかけながらも、凛とした態度で徹底的に闘うことを宣言する陳述をおこないました。
以下、北原事務局長の陳述を掲載します。
法廷を揺るがす怒りの声、声、声!
- 2009年11月12日 22:53
―反対同盟、弁護団、傍聴団一体で仲戸川裁判長を徹底弾劾
―2時間半に及ぶ正義の最終弁論打ち抜く
11月12日、反対同盟はこみ上げる怒りを胸に仲戸川裁判長徹底弾劾の決起集会と千葉地裁に向けたデモ行進、そして天神峰現闘本部裁判闘争の傍聴闘争を闘いぬきました。「こんな暴挙は許せない!」という怒りで駆けつけた140名の仲間とともにデモ行進をおこない、道行く人々にビラをまき、仲戸川裁判長の常軌を逸した訴訟指揮を千葉市民にアピールしました。
そしていよいよ法廷での闘いです。昨日、民事第1部にゆだねられた自分の裁判官忌避を、自ら奪い取って却下するというとんでもない暴挙に出た仲戸川裁判長がぬけぬけと法廷に姿をあらわしました。法廷の中はすでに怒りで充満してます。すかさず葉山岳夫弁護士がこの問題を追及。仲戸川裁判長は「民事1部と協議して自分が扱うことにした」と開き直りました。この一言で傍聴団の怒りは爆発。以降2時間半に及ぶ法廷は、終始怒号が飛び交い、弾劾の嵐となったのです。(つづく)
明日 仲戸川裁判長徹底弾劾のデモへ
- 2009年11月11日 20:20
暴走と迷走を繰り返してきた仲戸川裁判長が、またも常軌を逸した決定を強行してきました。もう絶対に許せません。
9日の記事でも書きましたが、原告・成田空港会社は、結審まぎわのこの時期になんと「訴状訂正」を申し立ててきました(10月29日)。その内容は、明け渡しの対象物と土地を拡張して変更するものです。重大な変更であり、当然審理を続けることが必要です。反対同盟は9日、上申書を提出して審理続行を求めました。ところが仲戸川裁判長はこれを拒否、一方的な空港会社への肩入れをおこなったのです。
このメチャクチャな訴訟指揮に対して、私たちは昨日(10日)、裁判官忌避を申し立てました。これは民事第1部にゆだねられました。ところが3時間もたたないうちに、仲戸川裁判長自身による却下決定書が送られてきたのです。自分に出された忌避申し立てを自分の手で却下する―こんな無法がまかり通ってなるものですか!
再重要証人を再喚問せず、最重要証拠の実地検証を拒否。そのうえ最高裁の確定判決を待たずに現闘本部破壊を許可する仮執行つきの判決を下そうとする動きは、もはや裁判とは言えません。
皆さん、明日の集会とデモ、これに続く傍聴闘争で仲戸川裁判長を徹底弾劾し、年内不当判決―建物破壊は許さないという固い決意を叩きつけていこうではありませんか。
明日午前9時、千葉市中央公園に集まって下さい。
仲戸川裁判官の罷免を請求
- 2009年11月 9日 23:19
11月9日千葉地裁601号法廷で市東さんの耕作権裁判第13回口頭弁論がおこなわれました。今回も「藤崎メモ」のデタラメを徹底追及。空港会社に助け船を出そうとする菅原崇裁判長を弾劾しながら傍聴を闘いました。(詳細は後日)
この日は同時に、天神峰現闘本部裁判で常軌を逸した訴訟指揮をおこなう仲戸川裁判長に対しても怒りを叩きつけました。
反対同盟は11月4日、裁判官弾劾法第2条2号と15条に基づいた仲戸川裁判官の罷免を求めて、訴追請求に踏み切りました。このことを千葉地裁の職員や県庁職員、千葉市民に伝えるべく、裁判に先駆けて、朝からビラまきをおこないました。 (ビラはこちら)
このビラの中では同時に、原告・空港会社による結審まぎわのすり抜け策動についても明らかにしています。
なんと空港会社は今になって「訴状訂正」を申し立てたのです。しかも内容から言えば明け渡し対象物と土地の拡張ですから、「訂正」などではなく「変更」です。このまま結審などということは断じて認められません。耕作権裁判に先立って、反対同盟は上申書を提出。①請求趣旨の拡張的変更なので(裁判所が)変更手続きをおこなえ、②事実確認が必要なので実地検証をおこなえ、③よって審理続行の要があるが、結論を10日夕刻までに出せ、と追及しました。
11月12日の決起集会・抗議デモはきわめて重要です。皆さん、ぜひ集まって下さい。
●決起集会・抗議デモ
11月12日(木)午前9時00分
千葉市中央公園(パルコ前、千葉駅から徒歩10分)
●天神峰現闘本部裁判傍聴闘争
11月12日(木)午前10時30分(601号法廷)
★傍聴闘争のためデモ終了後ただちに千葉地裁に移動します。
交流集会で国際連帯さらに
- 2009年11月 3日 23:53
労働者農民の国際連帯で反戦平和を
- 2009年11月 1日 23:59
11月1日東京・日比谷野外音楽堂で、全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部、全国金属機械労働組合・港合同、国鉄千葉動力車労働組合の呼びかけによる労働者総決起集会が開かれました。反対同盟から北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さん、萩原富夫さん、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加し、労農連帯を掲げて闘いました。
国鉄1047名の解雇撤回を第一のスローガンに掲げ、5850名の結集で勝ち取られた集会は、韓国、アメリカ、ブラジル、ドイツなど多くの国々の労働者人民との国際連帯を実現して闘われました。集会の冒頭あいさつに立った、北原事務局長の発言をビデオで紹介します。