2009年10月 Archive

　全国の闘う仲間の皆さん!　１１・９市東さん耕作権裁判に続いて１２日には天神峰現闘本部裁判が行われます。この日は最終弁論の予定になっていますが、仲戸川隆人裁判長は反対同盟が強く要請した本部建物の実地検証と重要証人再喚問を１０月１６日付で再び却下しました。その上、年内判決を策動し、仮執行処分付きの判決さえも強行しようとしています。　　
　本件は、地上権が反対同盟にあるため４３年前に建設した天神峰現闘本部を破壊し撤去することはできないことが重要な争点になっています。そのためには原告・被告双方から出ている建物（現闘本部）の実地検証と重要証人の再喚問が不可欠です。にもかかわらず仲戸川裁判長はかたくなに拒否して審理を打ち切り、ＮＡＡ（成田空港会社）に偏った強権的訴訟指揮を繰り返してきました。政府国交省・ＮＡＡ一体となった仲戸川裁判長の早期判決策動粉砕に向け１１・１２千葉地裁を徹底弾劾する怒りのデモに決起しよう。

２００９年１０月２６日  

●千葉地裁デモ
１１月１２日（木）午前９時００分
千葉市中央公園（パルコ前、千葉駅から徒歩１０分）
●天神峰現闘本部裁判
１１月１２日(木)午前１０時３０分（６０１号法廷）

★傍聴闘争のためデモ終了後ただちに千葉地裁に移動します。

　全国の闘う仲間の皆さん!　１０・１１三里塚全国総決起集会は、全国労農学人民の決起によって、この間最大の１７８０名の結集を勝ち取ることができました。この１０・１１を成功させた力を数倍化させ、市東さんの農地強奪阻止・天神峰現闘本部撤去攻撃粉砕にむけた決戦へと総決起していこうではありませんか。この闘いと一体のものとして１１・９に市東さんの耕作権裁判が行われます。　　　
　この裁判は、ＮＡＡが勝手に「不法耕作」と称して、市東さんが１度も耕したことの無い畑（成田市天神峰４９－１）も含めて不当に「明け渡し」を求めている裁判です。この賃借地の特定をめぐる問題は依然として大きな争点です。さらに決定的に重要な問題として、農地法の根幹でもある「不在地主」が農地を買収することを禁止している「農地法６条」に違反している問題が前回から焦点になっています。つまり、買収したと称している１９８８年当時の空港公団はまだ東京に存在していたため完全に不在地主に該当し、買収そのものが無効になるのです。
　前回、被告側で測量した「青柳鑑定書」を提出し、元の地主が「境界確認書・同意書」として添付した貸借地の特定が実測に基くものではなくて机上で描いたものにすぎず、誤りであること等々を明らかにしました。今回も、この畑の特定の問題と不在地主の問題を徹底的に追及します。千葉地裁を圧倒する傍聴闘争への結集をお願いします。

２００９年１０月２６日　　　　　　
 

●市東さん耕作権裁判
●１１月９日（月）午前１０時３０分
●千葉地裁６０１号法廷

★傍聴券抽選のため午前９時３０分に集合してください

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　昨日の成田駅頭街宣で配布したビラを掲載しました。

　本日（23日）付の朝日新聞インタビュー記事で、森中小三郎成田空港会社社長の「再北伸」発言が掲載されました。現在でも着陸帯が東関東自動車道をまたぐ危険な構造ですが、なんと滑走路そのものを高速道路の上まで延ばそうというのです。利潤追求のためには安全を度外視し、地元住民の生活破壊など眼中にない姿勢に、怒りをおさえることができません。年間飛行回数30万回への拡大が、当然のように語られることなど断じて許せません。

　航空需要が底なしに下がり続けているにもかかわらず声高に拡張を唱えるのは、鳩山政権が掲げる「東アジア共同体」構想と軍事空港建設のためです。成田空港は廃港あるのみ。反対同盟は闘いの正義を確信し、不屈に闘います。

　成田空港会社は本日（10月22日）暫定滑走路北延伸の供用を開始しました。欠陥だらけの危険性を押し隠し、「成田空港新時代」などといった鳴り物入りの宣伝は、怒りにたえません。地元住民や騒音か住民の生活と安全を何ら省みない姿勢は、４３年変わらぬやり方です。私たちは先に発した声明で述べたとおり、北延伸の供用を徹底的に弾劾します。農地死守・実力闘争で敢然と闘うことをあらためて明らかにするものです。

　反対同盟の弾劾と闘う決意を宣伝するべく、三里塚闘争支援連絡会議は夕刻の成田駅頭に立って、反対同盟のビラをまきました。人々の関心は非常に高く、用意した７００枚のビラをすべて手渡しました。

　配布したビラを明日掲載します。欠陥空港の実態と、反対同盟の闘う決意を広めて下さい。

　１０月20日千葉地裁601号法廷で、市東さんの行政訴訟と農地法裁判が闘われました。裁判終了後の記者会見・報告会で、反対同盟は暫定滑走路北延伸前倒し供用に対して、怒りの弾劾声明を発しました。また、前原国土交通省や森田千葉県知事の暴言に対しても強く弾劾し、あらためて闘う決意を明らかにしました。
　弾劾声明は以下の通りです。

弾劾声明

　わが反対同盟は、政府権力・国交省と成田空港会社による１０・２２暫定滑走路北延伸の前倒し供用を怒りをこめて弾劾する。
　北延伸がもたらすものは欠陥空港のさらなる危険である。滑走路南端の航空機横断と東関東自動車道の航空保安区域通過、「へ」の字誘導路手前の停止撤廃など、民営化と利益追求による人命軽視は絶対に認められない。
　だが問題はそればかりではない。国交省と空港会社は北延伸に続けて、天神峰現闘本部の破壊と市東孝雄さんの農地強奪を策動している。「第３の誘導路」で市東さんの家と畑を空港の中に囲い込み、東峰地区を追い出してコンクリートの下にしようとしている。飛行直下の住民の暮らしを同時並行離着陸でおびやかし、「年間飛行回数３０万回」「２４時間空港化」をねらっている。
　まさに７１年強制代執行と変わらぬ農地収用、騒音下住民への犠牲の強要だ。
　反対同盟は１０・１１全国総決起集会で宣言したように、農地死守・実力闘争で敢然と立ち向かう決意である。

　さらに、前原国土交通相の一連の発言と、森田知事や空港周辺首長の無責任な暴言を許すわけにはいかない。
　１０月１３日、前原国交相は羽田を国際拠点空港（ハブ空港）とする考えを表明した。これに対して知事や周辺首長が「寝耳に水」「民主主義に反する」などと騒いでいるが噴飯ものだ。国の言うままに住民の声を踏みにじり、空港づくりを推進したのは当の首長たちではないか。「年間３０万回」で経済波及効果が「１兆１３８８億円」（成田国際空港都市づくり推進会議）などという無責任なデマ宣伝はなんだ！
　これに対して、反対同盟は空港建設の不当を訴え一貫して闘い続けてきた。その正しさが、今、明らかになったのである。成田空港の破綻は、農民を虫けらのように扱ってきた暴挙の結果である。
　しかも前原発言は成田からの撤退を意味するものではない。成田空港の破綻は、住民への攻撃をいっそう激しくさせる。それが１０・２２供用攻撃であり、現闘本部破壊策動、市東さんの農地強奪攻撃、東峰地区の追い出し攻撃だ。
　大恐慌は戦争をもたらす。航空需要が底なしに下がり続ける今、「年間３０万回」「２４時間空港化」を打ちだすのは、鳩山政権が鳴り物入りで掲げる「東アジア共同体」構想と軍事空港建設のためである。
　成田空港は廃港あるのみ。反対同盟は闘いの正義と勝利を確信し不屈に闘う決意である。

　　２００９年１０月２０日 

三里塚芝山連合空港反対同盟

（写真は弾劾声明を読み上げる鈴木謙太郎さん）

市東さん農地強奪阻止行政訴訟
　　１０月２０日（火）午前１０時３０分
農地法による農地取り上げと闘う裁判
　　１０月２０日(火)　午前１１時１０分
 

★千葉地裁６０１号法廷
　　　　☆傍聴券抽選のため午前９時３０分に集合してください

　反対同盟の三里塚裁判への傍聴闘争の取り組みありがとうございます。１０月１１日の三里塚全国総決起集会は１７８０名の大結集を勝ち取り大成功しました。１０月２０日(火)には、午前１０時３０分から千葉県知事を訴えた市東さん農地強奪阻止行政訴訟、続いて１１時１０分から農地法による農地取り上げと闘う裁判が連続して行われます。
 

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集会宣言

三里塚芝山連合空港反対同盟

　自民党の政治支配が人民の激しい怒りの前に崩れ落ち、民主党・鳩山政権が危機をさらに促進するこのとき、三里塚闘争は７１年代執行以来の大決戦に突入した。本集会は、敢然と農地死守・実力闘争を宣言する。
　１０・２２北延伸供用を満身の怒りをもってむかえうち、闘争破壊策動をこなごなに粉砕しよう。現闘本部撤去攻撃との闘いが緊迫の情勢に入った。政府権力と司法反動（仲戸川裁判長）は１１・１２裁判をもって結審を強行し、年内判決・建物破壊を策動している。市東さんの農地裁判は、やみくもな農地収用との実力決戦である。
　闘争４３年、空港廃港こそが正義である。市東さんの農地をなにがなんでも守りぬこう。
　世界的な大不況のもと、航空需要の低落が成田空港を直撃している。暴力的な建設が招いた空港の欠陥が死重となっている。国際化する羽田に対抗しようと、「飛行回数３０万回（１・５倍化）」「２４時間空港」など需要を度外視した空港整備を絶叫している。そのための「第３誘導路計画」と「へ」の字の緩和、危険な同時並行離着陸！　──権力・資本の生き残りのための農地強奪と生活破壊は、全労働者・農民の現実そのものだ。
全世界でストライキやデモの嵐が巻き起こっている。いまこそ闘う国際連帯を深めよう！　労働者・農民は分断をうち破り、団結して闘おう！　農地を取り上げ資本に渡す農地法改悪を弾劾し、ＦＴＡ（自由貿易協定）に反対しよう！　道州制や裁判員制度などの改憲攻撃と闘おう！　「東アジア共同体構想」や成田の軍事化と闘い、戦争への道を阻止しよう！
三里塚がその真価を発揮する時がきた。勝利への道は動労千葉とともに闘いとった労農連帯と、沖縄や北富士、関西を始めとする反戦・反核・反差別の幅広い市民運動、住民運動の発展にある。現闘本部撤去攻撃粉砕！　市東さんの農地を守る闘いに総決起することを訴える。

　２００９年１０月１１日
 

―１０・１１三里塚全国集会に１７８０名が結集

　１０月１１日、反対同盟は成田市東峰の畑で全国総決起集会を開催し、全国から１７８０名の結集を得て、暫定滑走路北延伸供用粉砕、市東さんの農地強奪阻止を高らかに宣言しました。多くの団体、個人から決意あふれる発言を受けて、会場の畑を埋め尽くした参加者は、労働者１名を不当逮捕する弾圧をはねのけて、天神峰現闘本部先の市東さんの畑までデモ行進をやりぬきました。
　まずは写真速報です。（クリックで拡大します）

　さる１０月４日、北富士忍草母の会の天野美恵事務局長が逝去されました。
　反対同盟は天野さんの逝去を心から悼むとともに、その遺志を引き継いで、三里塚闘争の勝利に向けて闘いぬきたいと思います。
天野美恵さんは１９６０年に母の会が結成されて以来、ずっと事務局長として北富士演習場撤去・梨ヶ原入会地奪還の闘いを生涯を通して闘いぬいて来られました。三里塚闘争にも闘いの初期から駆けつけてくれて、代執行の時も母の会の仲間とともに先頭で闘ってくれました。
　命がけで自衛隊の演習場の着弾地に座り込み、軍事演習をとめる母の会の闘いにふれて、三里塚の婦人行動隊も「闘いの半分をになう」と言えるまでに強くなったのです。
　１０月７日に富士吉田市内で行われた告別式には、反対同盟から北原鉱治事務局長と萩原進事務局次長が参列し、北原事務局長が弔辞を述べました。
 

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―三里塚は反戦の砦として闘う

　世界的な恐慌で保護主義があらわになっています。保護主義は国益を掲げた資本家同士の勢力争いとなり、戦争に向かうことは歴史が証明しています。
　憲法改悪・戦争への動きが強まる中で成田空港の軍事化、自衛隊による軍事使用が強まっています。北延伸前倒しの真の狙いは、ジャンボジェットの爆音で地元住民をたたき出して、滑走路を南にも延ばすことです。４０００ｍクラスの軍用滑走路をつくることです。成田空港の軍事化は、空港労働者、自治体労働者をはじめ、すべての労働者市民の問題です。戦争体制づくりの北延伸前倒しに怒りの声をあげ、私たちとともに闘いましょう。
　明日１０月１１日の三里塚全国総決起集会で、反戦の砦三里塚からを今こそ戦争反対の声をあげましょう。皆さん、ぜひ集会に集まって下さい。
 

―労農連帯で農業切り捨てと闘おう

　６月17日、国会で改悪農地法が成立しました。戦後闘い取った農地改革の成果を根底から奪う攻撃です。農民から農地を取り上げ、大企業が自由に農地を使えるようにするものです。民主党政権は農家に対する所得補償を掲げていますが、これは農産物の市場開放、すなわち農業切り捨てと一体です。農業切り捨てに対して、農民が自ら立ち上がろうではありませんか。労働者もともに闘おうではありませんか。その闘いの道筋が１０月１１日の三里塚全国総決起集会です。反対同盟は農業切り捨てと闘います。労働者、農民の皆さん、私たちとともに闘いましょう。１０・１１全国集会にぜひ集まって下さい。
 

―欠陥だらけの北延伸強行に怒りの声を

　全国の皆さん。明後日の１０・１１三里塚国総決起集会にぜひ結集して下さい。
　暫定滑走路の危険性は、数え上げたらきりがありません。「へ」の字に曲がった誘導路。基準よりもはるかに狭い着陸帯には、段差４メートルの開拓道路が入り込んでいます。滑走路の間際には、民家や神社、墓地があります。北延伸すれば、進入灯が高速道路の上をまたぎます。これらの欠陥はすべて地元住民を無視して建設を強行し、運用している結果です。責任はすべて政府・国交省、空港会社にあります。そのうえ年間飛行回数を３０万回にしたり、24時間飛行にするなど、もってのほかです。欠陥だらけの暫定滑走路は閉鎖以外ありません。いますぐ使用を中止させましょう。
 

―反対同盟弁護団が証拠調べ申立書を提出

　反対同盟弁護団は天神峰現闘本部裁判の審理に必要な事実調べをかたくなに拒否する仲戸川隆人裁判長（民事第５部）に強く抗議し、１０月９日、あらためて２つの証拠調べをおこなうよう申立書を提出しました。
　申し立てをおこなった２点は、石橋恵美子最重要証人に対する直接対面による尋問と、現闘本部建物の実地検証です。どちらも絶対に欠くことのできない事実調べです。仲戸川裁判長は、実地検証を拒否しているばかりか、年内にも予想される判決に「仮執行宣言」をつけて、物的証拠（木造建物）もろとも現闘本部を破壊し、証拠隠滅する恐れすらあります。こんな暴挙は絶対にまかり通らせるわけにはいきません。

　申立書の提出にあわせて三里塚闘争支援連絡会議は、裁判所前の街宣に決起。出勤途中の県庁職員や裁判所職員、千葉市民に反対同盟のビラを手渡しました。
　これまでの地裁前街宣の積み重ねで、仲戸川裁判長の暴挙は千葉市民に知れ渡っています。本日も自ら手を差し出してビラを求める人、「頑張ってくれ」と声をかける人など、次々とビラが吸い込まれ、用意した５００枚のビラは１時間半でなくなりました。

　全国の皆さん。明後日にせまった三里塚全国総決起集会を、仲戸川裁判長弾劾、天神峰現闘本部撤去実力阻止の決起集会として、ともに勝ち取りましょう。

―現闘本部破壊は許さない！

　私たちが千葉地裁で闘っている天神峰現闘本部裁判で、仲戸川隆人裁判長は審理に必要な証拠調べを一方的に打ち切り、年内にも判決を強行しようとしています。最高裁まで争うことなく、空港会社のおもわく通りに現闘本部を破壊できる、特別な判決（いわゆる仮執行宣言つき判決）を下そうとしています。
　裁判所が行政、資本の手先になろうというのです。裁判員制度に反対する世の中の怒りに耳を貸さない司法反動の典型です。私たちは反動裁判に対して一歩も引きません。現闘本部撤去を実力で阻止することを宣言します。
 

―市東さんの農地強奪を阻止しよう

　全国の皆さん。１０月１１日の全国総決起集会が目前に迫ってきました。ぜひ私たちの集会にご参加いただきますようお願いいたします。
　成田空港会社は、成田市天神峰の専業農家・市東さんが、親子3代90年にわたって耕作してきた農地を取り上げようとしています。土地収用法で取れなかった土地を、数々の違法を重ねたうえに、農地法を乱用して奪い取ろうというのです。絶対に許すことができません。。
　市東さんは言います。「労働者の職場、農民にとっての農地―　これが守られないで、どうして社会が成り立ちますか。農地は私たちの命なのです」。
　市東さんが言うように、これは私たちひとりひとりの問題です。６月に強行された農地法の改悪や、農業農民切り捨ての先取りです。農地取り上げを許さないために、ともに闘いましょう。
 

―3本目の誘導路は絶対に許さない

　全国の皆さん。１０月１１日の全国総決起集会には、ぜひ友人、知人、仲間を誘ってご参加下さい。ぜひ私たちとともに闘いましょう。
　成田空港会社は新たに3本目の誘導路を造ろうとしています。絶対に許せません。市東孝雄さんの家や作業場、畑を空港の中に囲い込み、爆音と排気ガスでたたき出そうという、絶対に許せない暴挙です。東峰地区における４０ｍ上空飛行、空港内への囲い込みと同じです。東峰の森を破壊して、2本目の誘導路を造ったものの、危険がいっぱいで不便だから3本目を造るというのです。なんというデタラメなやり方でしょうか。これを平然と承認した地元自治体も許せません。私たちは腹の底からこみ上げる怒りを込めて、新たな攻撃を断固粉砕する決意です。地元の皆さんや全国の仲間とともに農地死守・実力闘争で闘います。

１０・１１三里塚全国総決起集会の参加には、成田市のコミュニティバスが利用できます。京成成田駅の改札口を出て、右手の階段を降り、成田市役所方向に向かって下さい。成田市役所前にバスの乗り場があります。（当日は案内人も立つ予定です）　下図を参照（クリックで拡大）の上、ぜひご利用下さい。

　９月２７日、動労千葉第３８回定期大会の第１日目に反対同盟から北原鉱治事務局長が参加して、あいさつをしました。　北原事務局長は、「本日の大会に参加できて感謝している。三里塚は43年経ったが今なお闘い続けている。その中で今、国土交通省・空港会社は、農地法で市東孝雄さんの農地を奪うという暴挙を行おうとしている。絶対に許せない。三里塚が動労千葉をはじめ貫いてきた労農連帯の力で市東さんの農地を守ろう」「民主党政権になり、激動の時代になった。この情勢の中で動労千葉は全国の闘いを牽引している。動労千葉と三里塚の農民の闘いは一体だ」「成田空港はまだ半分しかできていない。そして永遠に完成しない。来る10・11闘争への総決起を訴えます」と三里塚闘争への決起を訴えました。
 

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―暫定滑走路は閉鎖以外ない

　全国の皆さん。１０月11日に私たちが開催する全国総決起集会に、ぜひ参加して下さい。
 

　７月30日に成田空港会社は新しい誘導路の供用をはじめました。地元東峰地区に大騒音と排気ガスで生活破壊をもたらす誘導路に、私たちは心底からの怒りをおさえることができません。力ずくで追い出すやり方は絶対に許せません。

　反対同盟は、暫定滑走路北延伸の１０月供用開始攻撃と真っ向から闘います。供用前倒しが「緊急のため」などというのは真っ赤なウソです。フェデックスの貨物機事故のあとにも、旅客機が尻もちをつく事故が起きています。空港会社と政府・国交省は住民と乗客・乗員をさらなる危険にさらそうとしています。危険な暫定滑走路は閉鎖以外ありません。皆さん、私たちとともに闘いましょう。

―１０・１１三里塚全国総決起集会に結集を

　全国の皆さん。反対同盟は１０月１１日、成田市東峰の畑で全国総決起集会を開きます。ぜひ私たちの集会に参加して下さい。
　戦後長く続いた自民党による政治支配が、人民の激しい怒りでついに崩れ去りました。私たちが「もう我慢できない」と本気で立ち上がれば、世の中を変えることができると、８月３０日の選挙は示したのです。大恐慌がもたらす底知れない危機の中で、民主党が私たちの声を代弁することはできません。労働者、農民、人民が自らの力で新しい時代を切り開く時です。反対同盟は暫定滑走路北延伸の１０月供用開始攻撃と真っ向から闘います。皆さん、私たちとともに闘いましょう。

　９月３０日、三里塚闘争支援連絡会議は、１０月１１日の三里塚全国総決起集会に向けて、京成成田駅頭で街宣活動をおこないました。

　反対同盟の宣伝カーでJR成田駅頭、京成成田駅頭、成田市役所周辺と情宣をおこないながら、家路につく労働者、学生、市民の皆さんに、反対同盟のビラを手渡しました。

　小やみなく雨が降り続く中でしたが、引き返してビラを受け取りに来る人や握手を求めてくる人などもいて、宣伝の手応えを感じました。

　反対同盟の要請を受けて、支援連は来週も駅頭街宣に立ちます。また周辺地域へも反対同盟のビラをまき、１０・１１集会への結集を訴えています。全国の皆さん、ともに１０・１１集会の成功を勝ち取ろうではありませんか。