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2009年12月 Archive
年末野菜カンパ各地に
- 2009年12月29日 20:29
住民無視の30万回発着は許さない
- 2009年12月26日 22:33
12月25日、国土交通省、千葉県、地元9市町、成田空港会社の4者協議会が開かれ、空港会社が「2014年度中にも30万回が可能」とするスケジュールを発表したことが報じられました。相川芝山町長や小泉成田市長らが、首長という立場にありながら飛行時間の制限緩和を空港会社に要望したばかりですが、羽田ハブ化にあせり、住民不在で繰り広げる「成田の機能充実」の大合唱は怒りに絶えません。
飛行回数を1.5倍にしようというのに、機体が低騒音化するから騒音の影響は小さくなると言います。机上の話でしかありません。「うるさいことに変わりはない。それを我慢して暮らしている人間がいることを考えてほしい」(毎日新聞)という騒音下住民のコメントが現実を物語っています。
最も許せないことは、第3の誘導路について、2012年度に「完成」「供用開始」と何の問題もないかのように報じられていることです。第3の誘導路は市東さんの家や作業場、畑を空港の中に囲い込み、爆音と排気ガスでたたき出そうという、絶対に許せない暴挙です。
反対同盟は、危機にかられたこれらのキャンペーンに対して、怒りも新たに闘いに立ち上がります。
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21日の成田市役所・駅頭街宣、24日の芝山町役場街宣で配布したビラを掲載します。
ぜひご覧いただき、活用して下さい。相川芝山町長、小泉成田市長を弾劾し、闘いましょう。
成田市役所・駅頭街宣ビラはこちら
芝山町役場街宣ビラはこちら
芝山町役場街宣で相川町長を弾劾
- 2009年12月24日 22:55
2010年に向け団結もちつき大会
- 2009年12月23日 23:52
小泉成田市長と相川芝山町長を徹底弾劾
- 2009年12月21日 23:23
―成田で記者会見と駅頭街宣
さる12月15日、成田空港圏自治体連絡協議会(会長・小泉一成成田市長)が成田空港会社に、深夜・早朝時間帯の制限緩和を「提案」したことに対して、反対同盟は弾劾声明を発しました。そして本日、成田市役所内記者クラブで記者会見をおこない、成田市役所前と京成成田駅前で街頭宣伝をおこないました。
記者会見の冒頭、北原鉱治事務局長は、成田市長と芝山町長に対して書留郵便で弾劾声明を送付したことを明らかにしました。そして「成田空港建設の問題はは一切住民に話しもなく暴力的に始めたことから始まっている。43年経っても空港が完成しないことから見ても、そこに問題があることは明らか。しかしとりわけ今回のことは許せない。その地域に住んでいる住民のことを考えないで市長といえるだろうか。町長といえるだろうか」「ハブ空港問題が物議をかもした。ハブが羽田に行っちゃうと自分のところに利益が入ってこないと。この奪い合いでしょう。あまりにも醜い。こんなことが通るなら何でもできる国になってしまう」「今回のことは『そこまでやるのか』という思いだ。どう考えてみても大きな過ちを犯している。このような成田空港は廃港以外にない」と表明。行政の長が自ら住民生活破壊に手を染める暴挙を弾劾し、ますます闘いぬくことを明らかにしました。
以下に弾劾声明文を掲載します。
2010年新年デモと団結旗開きのお知らせ
- 2009年12月16日 22:49
闘う仲間のみなさん!
2009年の三里塚闘争は大きな前進をかちとりました。前原国交相の「羽田空港ハブ」発言は、成田空港の破たんをアケスケに語ったものであり、43年間不屈の闘争の地平を示すものです。
国策と闘う三里塚闘争の前進におそれをなす鳩山政権は、現闘本部の破壊と市東さんの農地、鈴木さんの一坪共有地の強奪に出ざるを得ません。
来年は文字通りの決戦の年です。1月28日の一坪裁判を皮切りに2月には市東さんの3つの農地裁判、そして2・25現闘本部判決と年初から闘いの連続です。
普天間基地撤去の沖縄の闘い、生活をかけて闘う全国の労働者・農民・人民と連帯し、2010年を三里塚闘争の勝利を画する年とすべく、反対同盟は以下の要領で、新年の闘いに決起します。みなさんの参加を心から呼びかけます。
2009年12月13日
記
2010年 新年デモと団結旗開き
2010年1月10日(日)
■敷地内デモ
午前10時
東峰十字路北の開拓道路集合
■団結旗開き
時間:午後1時
会場:ハナマサ成田店
(成田市並木町大久保台219-304)
会費 2500円
ハナマサへの交通手段:電車の方はバスかタクシーをご利用下さい
・バス(京成成田駅正面口バス乗り場)
本城台団地行き 11:45発 12:55発
八街行き 11:20発 12:05発
→「成田教習場」下車(所要時間約10分) 会場まで徒歩2分
・タクシー 料金1000円
住民の暮らしより空港利権が大事?
- 2009年12月15日 23:03
12月15日、相川芝山町長や小泉成田市長など空港周辺自治体の長が、成田空港会社に対して深夜・早朝の飛行時間延長を申し入れました。前原国土交通大臣の「羽田空港をハブ空港にする」という発言をうけて、「羽田に勝つため」には、住民のくらしなどどうなってもいいというのです。これがまかりとおったら、次は「24時間空港」です。農業を切り捨て、利権に群がる自治体のもとで、地元住民は安心して暮らしていくことなどできません。大騒音で生活できなくなり、地域は破壊されます。反対同盟は、芝山町を廃村にする攻撃と今も闘いぬいています。闘ってこそ私たちは権利を守ることができます。住民無視の相川町長や小泉市長は絶対に許せません。地元住民、周辺住民とともに闘います。
裁判官忌避の即時抗告棄却決定弾劾!
- 2009年12月 8日 22:14
すでにお伝えしたとおり、天神峰現闘本部裁判で片寄った訴訟指揮を繰り返す仲戸川裁判長(民事5部)に対して、反対同盟と弁護団は11月11日、4度目の裁判官忌避をおこないました。ところが仲戸川裁判長は民事第1部にゆだねられた自分の裁判官忌避を、自ら奪い取って却下するというとんでもない暴挙に出たわけです。当然にも反対同盟と弁護団は11月12日の最終弁論当日、却下決定に対する即時抗告をおこないました。
これに対して東京高裁は、12月4日付でこの即時抗告を棄却しました。真実を明らかにするために必要な実地検証も、最重要証人の再喚問もおこなわない仲戸川裁判長の訴訟指揮を不問に付して、「訴訟指揮に対する不服をいうものにすぎず」「裁判の公正を妨げるべき事情があるとはいえない」「専ら訴訟遅延を図ることを目的としている」と言いなしているのです。
まさしく司法反動のあらわれであり、怒りを込めて弾劾します。現闘本部裁判の来春2月25日の反動判決絶対粉砕に向けて、あらゆる地域、職場、学園から怒りの声を上げて下さい。反対同盟は断固闘います。
第3の誘導路は絶対に許さない
- 2009年12月 3日 20:35
暫定滑走路の欠陥さらに露呈
- 2009年12月 2日 09:45
暫定滑走路のずさんさがまたひとつ明らかになりました。
誘導路のために造られた旧小見川県道(天神峰と東峰を結ぶ生活道路)のトンネルが、航空機の重みに絶えかねてボロボロになっているのです。
写真は11月27日に撮影した補修工事の様子。「ひび割れがひどいから樹脂を注入している」というのが作業員の弁。造られてから数年しか経っていないのにこのありさまです。安全を度外視して造られた暫定滑走路にますます怒りがわいてきます。そのうえジャンボ機を飛ばそうなどというのは言語道断です。第3の誘導路など絶対に許せません。
危険きわまりない暫定滑走路は即刻閉鎖あるのみです。